大型就活イベントがなくなる?
今後はZoomやSkypなどのネットを使った就活が中心となる。
大方の予想の通りのようだ。
- 大都市間における就活大型イベントの状況
- 地方都市での中規模のイベント
- イベント開催側の思惑
この3つの視点から2020年の就活の最前線を考えてみた。
就活の大型イベントは無くなる?
10月ともなると現大学3年生が就活に乗り出す時期
一昔まえなら4年生の就職活動解禁といったところだが、近年は約1年も就職活動の前線が前倒しされている。
大学でのんびりできるのも3年生の夏までといった感じだ
ここにきて就活の大型のイベントにも大きな変化がみられる。
ビッグサイトの就活イベントは軒並み中止の方向
リクナビが10月2日に発表した就活イベントは昨年とは大きな変化がある。
毎年1万人近い学生を集めていた就活のイベントは今年は無い
ビッグサイトなどの大型のイベント施設の生き残りも深刻化
特に東京 名古屋 大阪での就職活動のイベントは大打撃
学生側は、大型のイベントがなくなりネットでの情報収集
移動時間はかからないが分散される時間帯にどのように対応できるかの課題は残る。
また、企業側は一括でイベントを行えないので人的な支援の手薄状況になる可能性も高い。
いずれにしてもネットでどれだけ相思相愛の状況を作れるかが双方の大きな興味の的ななってくる
地方の小規模イベントは
一方、地方で行われる比較的規模の小さな小規模イベントも模様が変わっている。
ネットでこそ行われないが
完全予約制。
ともなれば、学生も本命企業のイベントに参加ということになるだろう。
チャンスは広がりそうで逆に狭き門になる可能性も
マイナビはビッグサイト+ネット
このような状況の中マイナビはビッグサイトでの大規模なイベントプラスネットの対応を考えている。
感染対策の基準を満たせば大規模なイベントの開催も可能
しかし、冬場になるとインフルエンザの流行も懸念されており参加側の動向も微妙
一方、ネットののほうはイベントの補足として使われる可能性が高いが
今後はネットが本命でイベントが補足的な位置づけになるのが大方の見方となっている。
そのため、学生の就職活動の準備はスーツからパソコンやスマホへと移りつつあるのかも