目黒さんま祭り由来って落語「目黒のさんま」から?

 

目黒さんま祭りに行くなら知っておきたい2つのこと

  • 「目黒さんま祭り」由来って落語「目黒のさんま」から?
  • 目黒さんま祭りは2つある。日時場所を間違えないように

2019年9月8日(日)に開催される目黒のさんま祭りは、今年で24回目を迎えます。

なぜ目黒でサンマなのかについては、古典落語の「目黒のさんま」がその由来だと言われています。

また「目黒さんま祭り」は「目黒駅前商店街振興組合」が運営する目黒さんま祭りと「目黒のSUNまつり」の中で行われる二つ目黒さんま祭りが開催されます。

開催場所と日時はそれぞれ違いますのでご注意ください。

それでは、目黒のさんまの由来をご紹介してゆきますね。

目黒区のホームページより

目黒というと、まず「さんま」が思い浮かぶかた、いらっしゃいませんか?
そういえば「目黒のさんま」って言葉、聞いたことあるなあと思う方も多いのではありませんか?でも、海にも面していない目黒でなぜさんまなのでしょう。
実はこれ、落語の話なのです。

焼サンマを無料で振る舞う目黒さんま祭りの由来と、古典落語「目黒のさんま」について、少し詳しく紹介したいと思います。

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黒 さんま祭り 2019どこで行われている?

毎年多くの人で賑わう目黒秋刀魚まつり2019はこちらで行われます。

目黒さんま祭り(目黒駅前商店街振興組合)

5000匹の秋刀魚が振る舞われる目黒駅前商店街振興組合による目黒さんま祭り

令和元年9月8日日曜日開催
第二十四回目黒のさんま祭

午前10時10分から、さんま(約5,000尾)がなくなり次第終了します。

落語「目黒のさんま」にちなんだおまつりで、新鮮な「さんま」が宮城県気仙沼市から届きその場で焼いて無料で提供されます。気仙沼自慢のさんまをと大分県臼杵市特産のカボスを添えて召しあがれば最高!!

アクセス 【電車】 JR山手線・地下鉄「目黒駅」東口下車
地図 東京都品川区上大崎2~3丁目

目黒のSUNまつり(目黒区民まつり)

目黒区民まつり(愛称「目黒のSUNまつり」)は、「目黒のさんま祭」「ふるさと物産展」「おまつり広場」「子ども広場」の4つの催しからなるおまつり

2019年は9月15日(日曜日)

令和元年9月15日(日曜日) 10時から15時30分まで (おまつり広場は9時30分から15時30分まで)

アクセス 【電車】 JR東急目黒線「目黒」駅より徒歩約10分
【東急バス権之助坂バス停・田道小学校入口より徒歩5分】
地図 東京都目黒区目黒1-25-8

その目黒さんままつりの由来ですが

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目黒さんま祭りの由来は?実は落語の話なのです。

落語の「目黒のさんま」は殿様が鷹狩りで目黒を訪れ、その時に初めてサンマを口にして感動した話で、「サンマは目黒に限る」という殿様の一声がオチとなるものです。
この落語の「目黒のさんま」にちなんだイベントで、商店街を盛り上げようとして始められたのが、目黒駅東口にある目黒駅前商店街が主催する目黒さんま祭りの由来です。

第1回の目黒さんま祭りでは、岩手県宮古市産の焼きサンマ1000本を無料で振る舞われ、その後参加者が増えるにつれて焼サンマは順次増やされ、2019年には7000本が振る舞われます。
「目黒のさんま」の落語の詳細は知らなくても、多くの方がこの演目をご存知で、なんの不思議もなく目黒はサンマとすんなりと受け入れられ、今日の盛大なイベントに成長したのです。

目目黒 さんま 菜の花さんま 江戸前
さんま 庶民目黒 さんまセンター目黒 区 概要

落語「目黒のさんま」とはどんな話なのか?

落語の「目黒のさんま」の内容は、江戸時代に将軍が鷹狩りに目黒へやって来た時の話です。その時に立ち寄った茶屋で初めて焼サンマを食べられる事になりました。普段は手の込んだ上品な料理を食べている将軍が、焼いただけの素朴なサンマを食べ、その脂の乗った旬のサンマの美味しさに大いに感動されました。

その後、お城に戻った将軍は目黒で食べた焼サンマの美味しさが忘れられず、家来にサンマを出すように命じます。しかしお城の料理方は庶民の料理であるサンマを将軍に提供する際に、上品な料理とする為に、油抜き・骨抜きをして蒸した料理を出しました。

すると将軍は全く美味しく感じられず、そこで思わず「さんまは目黒に限る」との一言を発したのです。これが、この落語のオチとなっているのです。このオチから目黒とサンマが強く結びついているのです。

あらすじ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%AE%E9%BB%92%E3%81%AE%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%BE

Wikipediaより

殿様が目黒(場所については後述)まで遠乗り(あるいは鷹狩)に出た際に、供が弁当を忘れてしまった。

殿様一同腹をすかせているところに嗅いだことのない旨そうな匂いが漂ってきた。

殿様が何の匂いかを聞くと、供は「この匂いは下衆庶民の食べる下衆魚、さんまというものを焼く匂いです。

決して殿のお口に合う物ではございません」と言う。

殿様は「こんなときにそんなことを言っていられるか」と言い、供にさんまを持ってこさせた。

これは網や串、金属、陶板などを使わず、サンマを直接炭火に突っ込んで焼かれた「隠亡焼き」と呼ばれるもので、殿様の口に入れるようなものであるはずがない。

とはいえ食べてみると非常に美味しく、殿様はさんまという魚の存在を初めて知り、かつ大好きになった。

それからというもの、殿様はさんまを食べたいと思うようになる。

ある日、殿様の親族の集会で好きなものが食べられるというので、殿様は「余はさんまを所望する」と言う。だが庶民の魚であるさんまなど置いていない。

急いでさんまを買ってくる。さんまを焼くと脂が多く出る。

それでは体に悪いということで脂をすっかり抜き、骨がのどに刺さるといけないと骨を一本一本抜くと、さんまはグズグズになってしまう。

こんな形では出せないので、椀の中に入れて出す。日本橋魚河岸から取り寄せた新鮮なさんまが、家臣のいらぬ世話により醍醐味を台なしにした状態で出され、これはかえって不味くなってしまった。

殿様はそのさんまがまずいので、「いずれで求めたさんまだ?」と聞く。

「はい、日本橋魚河岸で求めてまいりました」「ううむ。

それはいかん。さんまは目黒に限る」。

殿様が、海と無縁な場所(目黒)でとれた魚の方が美味いと信じ込んでそのように断言する、というくだりが落ちである。

世俗に無知な殿さまを風刺する話でもある。

後半については、最初に目黒で食べてきた殿様ではなく、その美味しさを吹聴された他の殿様達のうちの1人が、されば余も、と所望したところやはり台なしな椀物を供されたため、最初の殿様に苦情を申し立てて落ちの問答に繋がるというパターンもあったが、現在ほとんど演じられていない。

目黒の秋刀魚の落語を動画で見る

目黒さんままつりの由来となった落語目黒のさんまを動画で見てもいましょう。文字で見るより臨場感が伝わって目黒のさんま祭にも興味が湧いてくると思いますよ。

三遊亭圓楽 目黒の秋刀魚

「目黒さんま祭り」どれくらいの人が訪れるのか

毎年目「黒さんま祭」にはどれくらいの人が訪れるのでしょうか?

お祭りの魅力はなんと言ってもお無料で採れたてのさんまを配布するということですよね。「黒さんま祭」は新鮮な秋刀魚を目当て毎年3万人もの来客者が訪れるお祭りになっています。

目黒区も「目黒の良さ」とお祭りの「さんまの良さ」そしてその由来をアピールして大きなお祭りとなったのです。

今年2019年も大変多くの人出が期待されています。

「目黒さんま祭り」と名の付くイベントは実は2つあります!

人気の目黒さんままつりですが、目黒のさんま祭りと名の付くイベントには、実は2つあります。その一つがこれまで紹介して来た目黒駅東側の目黒駅前商店街が主催する祭りで、実はこの商店街は品川区側にある事もすでに紹介しています。

もう一つのイベントは目黒区が主催する「目黒のSUNまつり(目黒区民まつり)」の一部として開催されるものです。

2つの目黒さんま祭りでは、いずれも焼サンマの提供と落語「目黒のさんま」が公演されますが、提供される食材は異なっています。次項にその比較を記しておきます。

目黒区主催のさんま祭りの方は気仙沼のサンマです!

目黒駅前商店街が主催するさんま祭りでは、すでに紹介している通り、サンマは岩手県宮古市からのサンマで、すだちは徳島県神山町のもの、そして大根おろしは栃木県那須塩原市の大根が使用されます。

一方で、目黒区主催のさんま祭りではサンマは宮城県気仙沼産で、大根おろしも宮城県産で、こちらはすだちではなく大分県臼杵産のカボスが使われます。

それぞれ、少し違った食材を選んでいるのです。またサンマの水揚げ時期が両漁港では少し異なるため、両祭りの開催時期には1~2週間のずれがあり、参加者にとっては両方のさんま祭りを楽しめるチャンスがある事になります。

まとめ 目黒のさんま祭りの由来は落語の「目黒のさんま」のオチです

目黒のさんま祭りは落語の「目黒のさんま」のオチが由来と言えます。焼サンマの美味しさを知った将軍が、お城でサンマを所望した時、料理人が油を抜き、骨を抜き、蒸して上品な料理として出しました。

するとあの目黒で食べた脂の乗った焼サンマとは似ても似つかぬ味で、思わず「さんまは目黒に限る」と言ったのがオチで、ここから目黒とサンマが結びついたのです。このオチが広く知られており、2つの目黒さんま祭りが現在も盛況に開催されているのです。

 

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